単元未満株というのは、1単元に満たない株式のことをいいます。具体的には、1単元が1000株の企業が発行する株式では、999株以下の株式は単元未満株となります。
単元未満株でも配当や株式分割を受ける権利はあります。また、単位株制度の下での単元未満株とは違いますので、次のような権利も認められるほか、名義書き換えもできるようになりました。 ■株主代表訴訟提起権 ■書類閲覧謄写権 ただし、議決権や株主提案権などは認められていません。
単元未満株でも配当や株式分割を受ける権利はあります。 しかしながら、企業は単元未満株の発行を禁止されていることから、株式分割で単元未満株が発生しても株券は発行されず、株主名簿上記載される「登録株」という扱いになります。
単元未満株は、株式市場で売買できない代わりに、買取請求制度を利用して企業に買い取ってもらうことができます。 なお、買取価格は、買い取りを請求した日の取引所の終値になります。
□東京証券取引所の上場廃止基準