立ち会いとはどのようなものですか?
立ち会いというのは、取引所に会員証券会社の売買注文処理担当者(場立ち)が集まり、株式や債券の売買注文を成立させることをいいます。
なお、その場所が立会場で、競争売買による価格形成を原則とします。
東京証券取引所の立会場廃止について
東京証券取引所では、売買高の増加に対処、立ち会いの合理化を図るために、1982年からコンピューターによる売買注文の付け合わせシステムを稼動させ、立会場で人手により注文を処理するのは売買高の多いおよそ150銘柄のみに絞ってきました。
また、立会場銘柄についても、1990年11月の立会場事務合理化システム導入を機にコンピューター処理を推進したことから、1998年3月には、どのような注文でもコンピューター処理が可能になり、立会場の存在価値がなくなりました。
そして、維持コストの削減もあり、1999年4月末で立会場は廃止されました。 |