単元株制度とはどのようなものですか?
単元株制度というのは、2001年10月施行の改正商法で従来の単位株制度に代わって導入されたもので、具体的には、会社が定款で株式の一定数をまとめたものを1単元として、株主の議決権は1単元に1個とする制度のことをいいます。
なお、単元株とは、銘柄ごとに決められている最低売買単位に対応します。
単位株制度から単元株制度に代わって何が変わったのですか?
単位株制度から単元株制度に代わったことにより、従来の単位株制度では、額面の合計が5万円となる株式数を1単位とし、それを最低売買単位としていたものが、単元株制度では、企業が最低売買単位となる1単元の株数を自由に決められるようになりました。
なお、単元株制度の導入に伴い額面株式は廃止され、企業が発行する株式はすべて無額面株式になりました。
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