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立会外取引について

立会外取引とはどのようなものですか?

立会外取引というのは、証券取引所を通じて行われる時間外取引のことをいいます。

ちなみに、東京証券取引所では、1998年6月にToSTNeT(トストネット)というシステムを導入していますが、このシステムですと、立会内取引で決定した直近の終値などを基準に一定範囲内の価格で取引することができます。

立会外取引が利用されるケースとは?

立会外取引は、株価に影響を与えることなく大口の取引ができることから、自社株買いや機関投資家が複数銘柄を一度に売買する「バスケット取引」などに利用されてきました。

改正証券取引法での立会外取引について

2005年に起きたニッポン放送の株式争奪戦では、ライブドアが市場内の立会外取引で大量の株式を購入したことが発覚しました。

これにより、改正証券取引法では、同取引においても発行済み株式の3分の1超を取得する場合には、TOB(株式公開買い付け)実施が義務づけられるようになりました。

関連トピック
立会外分売とはどのようなものですか?

立会外分売というのは、顧客からのまとまった売り注文を処理する制度のひとつです。

具体的には、売り注文を受けた証券会社は、証券取引所の承認を得て、売買立ち会い終了後、株数など分売要領を公示して他の証券会社からもこれに応ずる注文を集め、翌日の前場寄り付き前に立会場外での市場取引として、固定値段または競争入札によって処理する制度です。

どのような場合に立会外分売が利用されるのですか?

この立会外分売については、企業の株主作りのための売却の際に利用されるケースが多いようです。


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