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株価連動債について

株価連動債とはどのようなものですか?

株価連動債というのは、株式相場の状況によっては償還元本が額面を大幅に上回るような仕組みになっている債券のことをいいます。

例えば、満期時に日経平均株価が当初決めた水準を上回っていれば、額面を大幅に上回る金額で償還されます。

また、日経平均がその水準にとどかなかった場合でも額面で償還されますが、利率が低く設定されていることから、通常の債券よりは投資利回りが低くなります。

株価連動債が可能な仕組みは?

株価連動債のような仕組みの債券が可能なのは、先物・オプションなどデリバティブの利用によるもので、1998年12月に有価証券の店頭デリバティブが解禁されたことから、日本でも一般投資家に販売されるようになりました。

株価連動債と転換社債との違いは?

転換社債も株価の変動によって価格が動きますが、この株価連動債とは性格が異なります。

関連トピック
株券不発行制度とはどのようなものですか?

株券不発行制度というのは、2004年の法改正により導入された、株券を不発行とする制度のことをいいます。これにより、株券電子化が可能となりました。

また、公開会社の株式は2009年6月までの一定の日(政令で定められる日)に、一律にペーパーレス化へ移行することとなりました。

株券不発行制度により株主の権利はどうなったのですか?

株券不発行制度に一斉移行後は、株券そのものの価値はなくなりましたが、配当を受ける権利など株主の権利は、新しい振替制度における振替口座簿に記載されることで、従来と同じように確保されました。


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