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東証株価指数(TOPIX)について

どのような指数ですか?

東証株価指数(TOPIX)は、1968年1月4日の時価総額を100とし、その後の時価総額を連続性を持たせる形で指数化したものです。

また、日経平均があくまでも225銘柄の値動きという少数のサンプルであり、上場株式数などを加味していない単純平均で、小型品薄株の動きに左右されやすいなどの欠点があることから、それを補う狙いで1969年7月から、東証が発表を開始したものです。

米国で使用される指標は?

米国では、ニューヨークダウ工業株30種平均株価やスタンダード・アンド・プアーズ500種指数、ナスダック指数などが指標として使われます。

また、国際分散投資の運用評価基準に使われる指数もあり、モルガン・スタンレー・キャピタル指数(MSCI)が有名です。

なお、これは、各国市場の時価総額などをもとに算出しています。

関連トピック
株価指数ワラントとはどのようなものですか?

株価指数ワラントというのは、証券会社と海外投資家との間で結ばれる株価指数を対象にした長期※のオプション取引のことをいいます。

なお、この株価指数ワラントは、取引所上場の株価指数オプションとは違い、通常、相対の契約になります。

※おおむね1〜2年です。

株価指数ワラントの普及について

株価指数ワラントは、1988年に認められ、期間を自由に決められるなど使い勝手のよさと取引コストの低さから、日経平均株価を対象にした取引を中心に急速に普及しました。

なお、1990年代以降の株価暴落の過程で、この取引が株式相場の攪乱要因になっているという批判から禁止措置がとられましたが、欧米市場で同種の取引が広く行われているのを追認する形で、1994年以降、日経株価指数300を対象にした取引を皮切りに、再び認められるようになりました。


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