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株価指数ワラントについて

株価指数ワラントとはどのようなものですか?

株価指数ワラントというのは、証券会社と海外投資家との間で結ばれる株価指数を対象にした長期※のオプション取引のことをいいます。

なお、この株価指数ワラントは、取引所上場の株価指数オプションとは違い、通常、相対の契約になります。

※おおむね1〜2年です。

株価指数ワラントの普及について

株価指数ワラントは、1988年に認められ、期間を自由に決められるなど使い勝手のよさと取引コストの低さから、日経平均株価を対象にした取引を中心に急速に普及しました。

なお、1990年代以降の株価暴落の過程で、この取引が株式相場の攪乱要因になっているという批判から禁止措置がとられましたが、欧米市場で同種の取引が広く行われているのを追認する形で、1994年以降、日経株価指数300を対象にした取引を皮切りに、再び認められるようになりました。

関連トピック
株価連動債とはどのようなものですか?

株価連動債というのは、株式相場の状況によっては償還元本が額面を大幅に上回るような仕組みになっている債券のことをいいます。

例えば、満期時に日経平均株価が当初決めた水準を上回っていれば、額面を大幅に上回る金額で償還されます。

また、日経平均がその水準にとどかなかった場合でも額面で償還されますが、利率が低く設定されていることから、通常の債券よりは投資利回りが低くなります。

株価連動債が可能な仕組みは?

株価連動債のような仕組みの債券が可能なのは、先物・オプションなどデリバティブの利用によるもので、1998年12月に有価証券の店頭デリバティブが解禁されたことから、日本でも一般投資家に販売されるようになりました。

株価連動債と転換社債との違いは?

転換社債も株価の変動によって価格が動きますが、この株価連動債とは性格が異なります。


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