株価連動債とはどのようなものですか?
株価連動債というのは、株式相場の状況によっては償還元本が額面を大幅に上回るような仕組みになっている債券のことをいいます。
例えば、満期時に日経平均株価が当初決めた水準を上回っていれば、額面を大幅に上回る金額で償還されます。
また、日経平均がその水準にとどかなかった場合でも額面で償還されますが、利率が低く設定されていることから、通常の債券よりは投資利回りが低くなります。
株価連動債が可能な仕組みは?
株価連動債のような仕組みの債券が可能なのは、先物・オプションなどデリバティブの利用によるもので、1998年12月に有価証券の店頭デリバティブが解禁されたことから、日本でも一般投資家に販売されるようになりました。
株価連動債と転換社債との違いは?
転換社債も株価の変動によって価格が動きますが、この株価連動債とは性格が異なります。 |