インフレ・ヘッジとはどのようなものですか?
インフレ・ヘッジというのは、インフレが進行しているときに、貨幣価値の下落により受ける損失を防ぐために、土地や株式などに投資することをいいます。
株式について
株式の場合は、物価の上昇に伴い、企業の売り上げや利益も増え、また資産も名目的に膨らむことから、投資価値が高まると説明されています。
しかしながら、1973〜1974年の日本経済が、極端なインフレの下では、経済の混乱が企業収益を圧迫し、投資価値が高まるものではないことを証明しています。
なお、インフレ・ヘッジの対象として株式が買われるのは、物的証券としてです。
インフレ・ヘッジの投資対象になるのは?
1株当たり純資産や含み資産がそのモノサシとなり、いわゆる含み資産株が投資対象になりがちといえます。 |