維持率というのは、証拠金維持率あるいは委託保証金維持率のことをいいます。 わかりやすくいうと、信用取引に際して、投資家が証券会社に差し入れた委託保証金(担保)の金額から、その後の株価変動で発生した計算上の損失を差し引いた金額が、約定金額(売買代金)に対して維持しなければならない比率のことをいいます。 具体的には、20%以上を維持しなければならないとされています。 ちなみに、この維持率を下回った場合は、この比率が維持されるように担保の追加差し入れ(追証)が必要になります。 なお、差し入れの期限は、維持率を下回った日の翌々日の午前中です。
移動平均線というのは、過去の一定期間の株価の平均値をグラフ化したものをいいます。この移動平均線で、相場や株価の動向をつかみ、方向性や転換点を分析します。 なお、移動平均線は、売買の平均コストの分析にも用いられます。
移動平均線は、平均する期間によって、次のようなものがあります。 ■短期線 ⇒ 6日、25日、5週など ■中期線 ⇒ 75日、100日、13週など ■長期線 ⇒ 200日、26週など
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