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投資者保護基金について

投資者保護基金とはどのようなものですか?

投資者保護基金というのは、1998年12月に設立された基金です。この投資者保護基は、1969年から同様の役割を果たしてきた寄託証券補償基金の運営が相次ぐ証券会社の破綻により行き詰ったため、機能を強化して再スタートしたものです。

なお、寄託証券補償基金の資産・債務や業務は、投資者保護基金が引き継ぎました。

投資者保護基の狙いは?

投資者保護基は、証券会社が破綻し、投資家が証券会社に預けていた資産を返還できないような事態に陥ったときに、その証券会社に代わり投資家に資産を返還し、証券市場への信頼性を維持することを狙いとしています。

関連トピック
投資者保護基の加入について

投資者保護基は、金融庁の認可法人であり、証券会社は加入を義務付けられています。また、基金の業務に必要な費用は、会員の証券会社が負担します。

投資者保護基から顧客への支払いは?

会員の証券会社が登録取り消しなどになり、その証券会社がすぐに顧客資産を返済できないような場合には、基金が1顧客当たり1000万円を限度として顧客に支払います。

また、顧客資産の返済のために、基金が証券会社に貸し付けを行うこともありますが、顧客資産の分別管理が行われているのであれば、原則として基金からの資金拠出は必要としません。


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投資者保護基の加入と顧客への支払い
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