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デリバティブについて

デリバティブとはどのようなものですか?

デリバティブというのは、「金融派生商品」と訳すことが多いですが、これは、一般に株式先物や通貨オプション、金利スワップなど金融市場関連の先物・オプション、スワップ取引の総称です。

ちなみに、派生商品というのは、その価値が株式や通貨など原資産の価値に基づくためです。

デリバティブにはどのようなものがありますか?

デリバティブには、取引所で取引されるものと、証券会社や金融機関の店頭で取引される店頭デリバティブ(OTCデリバティブ)とがあります。

ただし、日本の場合、株式を含む有価証券関連では、従来、取引所での取引に限定され、店頭での取引は原則として認められていませんでした。

なので、取引所では従来から株価指数先物・オプションや、国債先物・オプションが比較的活発に取引されてきましたが、店頭デリバティブの発達は遅れていました。

関連トピック
いつ解禁されたのですか?

1998年12月に日本版ビッグバンの一環として、有価証券店頭デリバティブが全面的に解禁されました。

なお、株式店頭デリバティブには、エクイティスワップや株価指数ワラントなどがあります。

デリバティブの副作用について

デリバティブは、価格変動リスクの回避に役立ったり、裁定取引など多様な運用手法を提供できることもあり、1980年代以降、世界的に急拡大しました。

しかしながら、一方では、デリバティブの動きが原資産の市場を混乱させるといった副作用も見られます。


出来高、出来値とは?
有価証券店頭デリバティブの解禁とは?
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各国通貨の略号(記号)
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ロシア危機とヘッジ・ファンドの破綻
レバレッジ効果によるリスク
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