組み入れ比率というのは、投資信託の用語で、信託財産のそのときどきの時価、すなわち純資産総額に占める株式、あるいは債券※の割合のことをいいます。 ※ともに時価です。
増資をしたにもかかわらず、予想通りの収益を達成できず、公約通りの配当だけでなく、場合によっては配当しないこともあります。 このように増資によって資金を得ながら配当を支払わないことを、ただ食いにたとえて「食い逃げ増資」といいます。
株式組み入れ比率は、株式市場で比較的注目されるものですが、これは、次のようなものにより変動します。 ■運用担当者が株式を差し引きで売ったか買ったか ■組み入れ株式の株価が上がったか下がったが そして、この組み入れ比率の動きによって、投信運用担当者の相場に対する強弱観を推し量ることができます。 なお、株式組み入れ比率の上限は、ファミリーファンド・ユニットの株式型のように70%のものや、オープンのように100%までのものまで多様です。
□一般気配