金融の法律用語ナビU



金融商品取引法について

金融商品取引法とはどのようなものですか?

金融商品取引法というのは、2006年6月に成立した、証券取引法を抜本的に改正した法律のことです。

金融商品取引法の内容は?

金融商品取引法の内容は、幅広い金融商品についての投資家保護の強化と、証券取引の透明化を目指したものとなっています。具体的には、次のようなものです。

■すでに粉飾決算などの不正に対する刑罰について最高刑を懲役5年から10年に、インサイダー取引の最高刑を3年から5年に厳しくしています。

■TOB(株式公開買い付け)の規制では、3分の2以上の株を集めた者に残りの株の買い付けが義務付けられました。

■法律が成立してから1年以内に、「民法上の任意組合」なども含めて投資ファンドに登録・届出制が導入されることになりました。

■元本割れの恐れがある金融商品については、横断的に規制されます。

■大量保有報告制度では、特例で機関投資家は上場企業の株式の5%超を取得しても3か月ごとにまとめて翌月15日までに報告すればよいですが、2週間ごとに5営業日以内に報告することが義務付けられました。

関連トピック
クォート・ドリブンとはどのようなものですか?

クォート・ドリブンというのは、株取引などで、証券会社が値付け業者として売買の気配を提示し、注文を責任を持って受ける方式のことをいいます。

日本ではどのような方式をとっていますか?

日本の証券取引所では、「価格優先」と「時間優先」という2つの原則で売買される「オーダー・ドリブン」方式をとっています。

しかしながら、この方式ですと、売買水準が低かったり、大口の注文が入るとなかなか商いが成立しないという欠点もあり、クォート・ドリブンは、これを補う方式といえます。


銀行保有株式制限法とは?
金融商品取引法とは?
組み入れ比率とは?
グラマー・ストックとは?
クロスとは?
銀行保有株式制限法の内容は?
クォート・ドリブンとは?
株式組み入れ比率とは?
クリアストリームとは?
経常利益とは?

グリーンシューオプション

現物出資 権利落ち

経済紙のマーケット面
日経ネットの特徴
超低金利時は株高=円安
ユーロ(EUR)は欧州連合の通貨
ファンダメンタルズの分析方法
ナンピン・塩漬け
くりっく365のメリット・デメリット
人民元に切り上げ
貿易収支と為替相場の関係
実需筋も為替相場を動かす
豪ドルの上昇・下落要因
FX会社公式サイトから情報を得る
手数料の安さでFX会社を選ぶ

Copyright (C) 2011 金融の法律用語ナビU All Rights Reserved