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自主廃業について

自主廃業とはどのようなものですか?

自主廃業というのは、経営不振などでこれ以上業務を継続することができないと判断した証券会社が自主的に証券業をやめることをいいます。

この自主廃業は、証券業が規制業種であることによる特別の廃業措置です。

どのような手続きをとるのですか?

自主廃業を決定した証券会社は、まず営業の休止を監督官庁に申請します。検査の結果、確実に顧客資産のすべてを返還できることが確認された時点で、廃業申請を出すことが認められ、監督官庁がそれを認可します。

そして、清算手続きが始まり、その完了をもって廃業となります。ちなみに、従業員は全員解雇されます。

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山一証券の自主廃業とは?

かつての免許制による保護行政のもとでは、証券会社の自主廃業はほとんどありませんでした。

しかしながら、バブル崩壊による証券不況の長期化により、経営状態の悪化する証券会社が増えており、1997年8月の小川証券に続いて、11月に大手証券の一角を占めていた山一証券が自主廃業を決定し、大きな衝撃を与えました。

自主廃業とは?

自主廃業は、証券業が規制業種であることによる特別の廃業措置であり、経営不振などでこれ以上業務を継続することができないと判断した証券会社が自主的に証券業をやめることです。


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